商標登録しないとお客様や取引先が困ることも

東京都杉並区で商標登録の弁理士をしております井上です。

商標登録する理由

商標登録をする理由は、簡単に言うと、生涯にわたり安心してそのブランド名を使い続けるためです。
逆に、商標登録をしないと、他の人に商標登録されてしまって、今の自分のブランドが使えなくなる可能性があります。

このように商標登録をする一つ目の理由は自分自身のためですが、もう一つの大きな側面として、「需要者のため」ということがあります。
需要者というのは、あなたの「お客様」と、もう一つ、「取引先」を指します。
シャネルが名前を変えたら・・・?

例えば、シャネルというブランドのファンが、シャネルというブランドの名前が今日から変更になるとしたら、がっかりしますよね。シャネルは、シャネルだから、そのロゴが入るだけで、シャツ一枚が10万円で売れるわけです。

もっと困るのは、デパートなどの販売店です。もし、シャネルというブランドがブランド名を変えなくてはいけなくなったとして、「今日からシャネルでなく別の名前になりますが、今まで通り良い商品を作りますので、これからも商品を置いてください」と言ったらどうでしょうか。「わかりました。これからもよろしくお願いします。」とは言えないと思います。

シャネルのような超有名ブランドでなくても、あなたのビジネスが、すでに自分一人で回している段階ではないのであれば、あなたのお客様や取引先のために、ぜひ商標登録をご検討ください。多くの人を巻き込んでビジネスをすればするほど、商標登録は、限りなく義務に近いものになります。

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AIS弁理士事務所
住所:東京都杉並区永福1丁目39-27-103
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