2016/01/20

外国進出を見据えた場合、日本での商標登録の注意点は?

最初は日本国内でビジネスをするけれどいずれ外国にビジネスを展開する予定、という方に向けた解説です。

 

 

こんにちは、東京都杉並区で商標登録専門の弁理士をしています、井上です。

 

将来的には外国に進出したい場合日本国で商標登録にあたり、次のようなことを注意しましょう。

 

 

 

アルファベットの登録を検討

 

日本国内において片仮名とアルファベット両方で使う場合などは、アルファベットでの商標登録を検討すると良いです。

 

「国際出願」という手続を使う場合、日本国で商標登録されたものを元にして全く同じ商標でなければならないというルールがあります。

 

外国で片仮名で商標登録しても、あまり使えませんよね。なので、片仮名の商標登録しか無かったら、国際出願を利用するために改めて日本でアルファベットの商標を追加で出さなくてはならない場合があり、費用面でも時間面でも不利になります。

 

 

 

国内出願は早めに登録を確定させる

 

国際出願制度を使う場合、実は、日本国の商標は出願段階でも良くて、「登録」までされていなくても大丈夫です。しかし、万が一にも、この国内の商標が登録にならなかった場合、国際出願が無に帰してしまいます。

 

したがって、なるべく、国内の商標は早めに登録にしておくことが良いと思います。

場合によっては、「早期審査」という制度を使うのも手です。権利は弱くなることがありますが、早ければ2ヶ月程度で結果が出ます。

 

 

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2016/01/19

外国でビジネスをする方の商標登録(費用編)

外国で商標登録したいのだけれど、どれくらいお金がかかるのだろう? 想像もつかない方も多いいかと思います。日本での商標登録ですら料金体系が分かりづらいので、当然かと思います。

 

 

こんにちは、東京都杉並区で商標登録専門の弁理士をしています、井上です。

ここでは、外国で商標登録するときの、特に費用についてご説明します。

 

※ 外国での商標登録については、下記の記事もご参照ください。


<外国でビジネスをする方の商標登録(仕組み編)>

 

 

 

必要な費用は、大きく3つ

 

外国で商標登録をするには、大きく3つの費用がかかります。

 

(1)印紙代

 

(2)日本国弁理士費用

 

(3)外国の弁理士費用

 

 

まず、おさらいですが、日本で商標登録する場合は、(1)と(2)がかかりますよね。

日本国で1区分で商標登録する場合であれば、合計15万円程度だと思います。内訳は、下記の通りです。
(1)印紙代・・・5万円
(2)日本国弁理士費用・・・10万円

 

外国で商標登録する場合は、これに加えて、(3)外国の弁理士のお金がかかります。

登場人物が一人増えるわけです。

 

そうすると、まあ、外国の弁理士も日本の弁理士と同じくらいの料金だろうと仮定します。

すると、日本での費用にさらに10万円加えることになり、1区分でおよそ25万円。この辺りが一つの目安になると思います。

 

 

国際出願は安い

先ほどご説明したのは、各国に一カ国ずつ商標登録手続をする場合です。商標登録したい国が複数ある場合は、国際出願を使うと、もっと安くなります。

出願する国が2カ国以上あれば、国際出願の方が安くなることが多いですし、場合によっては、1カ国であっても、国際出願の方が安くなることがあります。

 

例えば、私の事務所では、1区分、2カ国であれば、35万〜40万円程度の費用となります。

 

 

 

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2016/01/18

外国でビジネスする方の商標登録(仕組み編)

商標登録は、各国ごとに権利が発生する制度ですので、外国で商標登録するならば、その国で商標登録をしなければなりません。

 


こんにちは、東京都杉並区で商標登録専門の弁理士をしています、井上です。

ここでは、外国でビジネスをする方のために、外国での商標登録の基本的な部分を解説しています。

 

 

外国で商標登録するには、2通りの方法があります。

 

 

(1)一国ずつ出願手続をする

一つ目は、その国に直接、出願手続をすることです。つまり、アメリカで商標登録したいのであれば、アメリカの特許商標庁というお役所に手続をすることになります。

 

世界中のほとんどの国は、日本と同じように、商標を保護する制度がありますので、この方法で、商標登録することができます。

 

ただし、商標登録したい国がたくさんある場合は、一国ずつ手続していては手間と費用が大変なことになります。そのため、(2)の国際出願という制度があります。

 

 

(2)国際出願

「国際出願」と呼ばれる制度は、通称「マドプロ」ともいいます。この制度は、例えば、世界中の10カ国で商標登録したいとき、10カ国に同時に「出願の束をばらまく」ような制度です。

 

各国のお役所に一度に出願の束をばらまくので最初の手続は楽ですが、その後の審査は、その国ごとに行われます。したがって、登録になるかどうかも、その国ごとに変わってきます。

例えば、アメリカでは登録になったけれど、中国では登録にならない、ということもあります。

 

国際出願の最大のメリットは、各国に一つずつ出すよりも、費用が安くなることです。

 

ただし、この「国際出願」の制度に対応していない国も結構あるので、その点は注意しましょう。

 

 

 

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2016/01/17

起業家が商標登録をするタイミング

起業したばかりのころはお金がないので、商標登録に関心があってもなかなか商標登録できない方もいらっしゃいます。「早い者勝ち」だとは分かっていても、なかなか予算が組めないということもあります。

 

 

こんにちは、東京都杉並区で商標登録専門の弁理士をしています、井上です。

ここでは、起業したのち、商標登録するタイミングをいくつかご紹介します。

 

 

(1)商品を売るとき

 

商品を売るときは、その商品名の商標登録は、ほとんど必須といえます。

 

 

(2)ネット上での集客を始めるとき

 

 

ネット上で大々的に集客を始めると、現在使っているブランド名等を変えることが難しくなります。

 

 

(3)2店舗目を出すとき

 

2店舗目は、1店舗目のブランド力を引き継いでいるからこそ、うまく行くものです。途中で名前が変わってしまったら、そのブランド力もリセットされてしまいます。

 

 

(4)人に教えるとき

 

教わる側としては、「どこで教わったか」というのが非常に重要です。自分が教わったスクール等の名前が変わってしまうと、がっかりしますよね。

 

 

(5)協会を作るとき

 

協会名は、商標登録が必須です。

 

 

(6)名前に愛着がわいたとき

 

肩書きやブランド名など、初めは適当に決めたかもしれません。しかし、しばらくすると、その名前にも愛着がわいてきて、この名前を変えることはできない状態になります。また、愛着がわくのは、自分だけでなくて、お客さんも同じです。

そのようになったら、もはや、お金をかけても商標登録する時期だと考えましょう。

 

 

(7)真似をする人が出てきたとき

 

同業者が、同じような名前を使うようになったら急いで商標登録することをお薦めします。

特に、人体の健康に関する職業は、良いものはあっという間に広まり、かつ、質の悪いまがい物が出る傾向にありますので、注意が必要です。

 

 

(8)大手が取引先になったとき

 

大手が取引先になった場合、権利関係をきちんとケアしていることが、その商品、サービスの品質保証となります。

 

 

商標登録に関する疑問や不安は、お気軽に下記のお問い合わせフォームからご相談ください。

質問を書くのが難しいときは、「商標登録について相談したい」という程度の記載でも結構です。こちらから、ご連絡差し上げます。

 

<お問い合わせはこちら>

 

 

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2016/01/16

化粧品の名前の商標登録が重要な理由

ここでは、商品名の中でも非常に商標登録する必要性の高い、「化粧品」の名前について説明します。

 

こんにちは、東京都杉並区で商標登録専門の弁理士をしています、井上です。

 

 

化粧品の名前を商標登録しないとどうなる?

 

化粧品の名前を商標登録しないと、当然ながら、他人に同じ名前を商標登録されてしまい、その商品名を使えなくなる可能性があります。

 

そうなると、もちろん、すでに清算した在庫は全て販売できなくなり、破棄しなければならなくなります。また、新しいパッケージを作る費用もばかになりません。

 

さらに、化粧品の場合、商品の性質上、途中で名前を変えるのが難しいという事情もあります。

 

化粧品のユーザーは、一度使ってみてその化粧品が肌に合ったら、もう一度同じ商品を購入します。もし、別の化粧品を使って、肌荒れしたら大変だからです。ですので、ユーザーは、一度気に入った化粧品を再度購入するときには、「同じ商品かどうか」を非常に注意深く観察します。

 

このとき、ユーザーが「同じ商品」であると判断する最大の要因は、「商品名」です。

もし「商品名」が変わっていたとしたら、たとえ同じメーカーが販売していても、なかなか同じ商品だとは思えず、購入してくれないでしょう。

 

このように、化粧品のような「リピート」が重要な商品は、名前が変わることは非常に致命的な損害となるのです。

 

 

 

いつ商標登録すれば良い?

 

それでは、化粧品の販売を決めたとき、いつ商標登録すれば良いでしょうか。

 

ここで重要となるのは、商標登録は、弁理士に依頼してから最終的に登録になるまで6ヶ月程度かかるということです。

 

ですので、最も理想的なのは、販売6ヶ月前以前に手続することですが、それはなかなか難しいと思います。

 

ですので、せめて、新発売する化粧品の名前の候補ができたら、その時点で、弁理士に相談しましょう。すると、まず弁理士は、「商標調査」をして、この商品名が商標登録できるかどうかをコメントしてくれます。

 

そのコメントを元に、商品名を決め、商標登録出願をしましょう。そうしますと、発売までには最終的な登録にならないかもしれませんが、弁理士が調査しているので登録がNGになることは少ないですし、また、出願した時点で早い者勝ちでの権利は押さえていますので、その後に別の人が同じ名前で出願したとしても、勝てることになります。

 

 

 

商標登録についての疑問や不安などは、お気軽に下記からご相談ください。

質問を書くのが難しい場合は、「商標登録について相談したい」という程度でも構いません。こちらからご連絡を差し上げます。

 

<お問い合わせはこちらから>

 

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