2016/01/25

警告文の書き方(自社の商標が勝手に使われた場合)

こんにちは、東京都杉並区で商標登録専門の弁理士をしています、井上です。

ここでは、商標権侵害に対する「警告文」の書き方についてご説明します。

 

 

 

自社の登録商標を勝手に使っている人がいたら

 

商標登録は、登録して終わりということではありません。同じ商標を使っている競合他社が出てきた場合、警告文を送ってしっかりやめさせることをしなければ、その登録商標の機能はどんどん失われてしまうので注意しましょう。

 

 

 

 

プロに依頼する場合

 

さて、競合他社への「警告文」は弁理士や弁護士に依頼するのが一番確実です。文書の内容も適切ですし、返事が返ってきた後のやりとりも適切にやってくれて、早い段階で問題解決できることが多いです。

 

弁理士や弁護士に警告文の作成を依頼するときには、だいたい相場がありまして、内容証明郵便で警告するのに1件5万円くらいが多いです。これは、最初に送る文書作成だけではなく、相手から返事が返ってきた後の応答もありますので、決して高い報酬ではないかと思います。

 

 

 

自分で警告文を送る場合

 

ご自身でさくっとメールで警告するだけでも、問題が解決する場合はあります。

 

ご自身で警告文を作成するときには、必ず次の内容を入れましょう。

 

(1)自社の登録商標の情報(指定商品を含む)

 

(2)相手の行為が商標権侵害に当たることの説明(相手の商標と自分の登録商標の比較。相手の業種と自分の指定商品の比較)

 

(3)相手のどの行為が商標権侵害に当たるのか(例えば、ホームページ上での商標の使用が商標権侵害に当たる等)

 

(4)相手への要求(使うのをやめてくれ、インターネットから削除してくれ、など)

 

(5)返答期限(10日ほど。「返答が無い場合、法的措置をとらざるを得ません」と記載する)

 

 

 

弁理士に依頼するメリット(自分で警告文を送ると、危険な場合も)

 

警告文の送付を弁理士に依頼するメリットは、何と言っても、「成功率」だと思います。きちんと法律的に反論の余地のない文書を送れば、素直にしたがってくれる人は多いです。

 

また、もう一つ大きなメリットとして、「墓穴を掘らないようにする」ということがあります。これはどういうことかと言いますと、特に、自分で商標登録された方の場合に多いのですが、商標権の権利範囲に、穴がある場合があるのです。そういう場合、他人に商標権侵害で警告した時、その穴を逆につかれて権利を取られてしまうことがあります。これは、非常に恐ろしいことです。

 

 

 

<ご新規の方限定特典>

警告文の作成業務を通常5万円のところ、3万円で承ります。

 

AIS弁理士事務所では、弁理士が「商標権侵害だからやめてくれ」という警告文を作って、内容証明郵便で郵送し、その後、相手方からの返事を受け取り、相手方と交渉をするところまで含めて、5万円で承っております。

ここで、ご新規の方に限りまして、一件のみ、通常5万円のところ、3万円でご依頼を承ります。

 

 

 

 

 

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2016/01/25

「◯◯コーディネーター」の商標登録

こんにちは、東京都杉並区で商標登録専門の弁理士をしています、井上です。

 

 

日本に一人しかいない肩書き

 

最近、「◯◯コーディネーター」といった肩書きの商標登録が増えています。主に、個人事業主がセルフブランディングのために商標登録するものです。やはり、日本に一人しかいない肩書きを持っているというのは、いいものですよね。商標登録の費用を払うに充分値することだと思います。

 

他にも多いのは、◯◯コンサルタント、◯◯コーチ、◯◯カウンセラー、など。

◯◯ソムリエ、◯◯コンシェルジュといった比喩的なものも多いです。

 

 

 

商標登録できるかどうかの判断

 

商標登録には、「サービスの名前をそのまま表すような名前は商標登録できない」というものがあります。例えば、「ファッションコーディネーター」みたいなものが該当します。

 

「コーディネーター」の場合、このルールに該当するかどうか(つまり、商標登録になるかどうか)がなかなか判別しづらいのが、少し難点です。

 

「そのまま表した」に該当するかどうかの判別法法は、主に次の二つがあります。

 

(1)辞書を引く

「◯◯コーディネータ」であれば、「◯◯」と「コーディネート」をそれぞれ辞書を引いて、正確な意味を調べます。その上で、「◯◯コーディネーター」は、「そのまま表した」ものなのか、「比喩」なのかを判断します。

 

ちなみに、「コーディネート」を辞書で引くと、

 

1 各部を調整し、全体をまとめること。「国際会議を―する」
2 服装・インテリアなどで、色柄・素材・形などが調和するように組み合わせること。

(デジタル大辞泉より)

 

と出ます。

 

 

(2)Googleで完全一致で検索する

“◯◯コーディネーター” という風に、「”  “」で囲ってGoogle検索すると、完全一致検索となります。すると、「◯◯コーディネーター」という言葉が世の中で普通に使われている表現なのかどうかが分かります。

 

 

(3)Googleで普通に検索する

続いて、完全一致ではなく、普通に「◯◯コーディネーター」あるいは、「◯◯ コーディネート」と検索してみましょう。そうすると、「◯◯のコーディネーター」「◯◯をコーディネートする」といった表現が出てくるかもしれません。こういう表現が多数ヒットするようだと、商標登録できる可能性が低くなります。

 

 

 

※商標登録について疑問や不安のある方は、下記のお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
質問事項を記載するのが難しい方は、「商標登録の事で相談したい」という程度の簡単な書き方でも結構です。こちらから、ご連絡を差し上げます。

 
<お問い合わせフォーム>

 

 

 

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2016/01/24

商標使用の「暗黙の承諾」は危険

誰かに商標の使用を認めるときは、簡単で良いので契約書を交わしましょう。

 

 

こんにちは、東京都杉並区で商標登録専門の弁理士をしています、井上です。

 

 

札幌の「山頭火」が商標使用になった話

 

「らーめん山頭火」という旭川発祥の有名なラーメン店があります。「山頭火」は、私の故郷の札幌にも店舗があって、美味しい店だったのですが・・・・札幌の山頭火は、本家と経営方針があわずに、商標の使用禁止になったそうです。

 

 

 

「暗黙の承諾」は危険

 

札幌の山頭火の経営者は、「暗黙の承諾があった」というのですが、書面が無ければ、仲違いした後にそれを証明するのは難しいですよね。やはり、簡単でも良いので、契約書を作るのは非常に大事です。

 

今回の件、札幌の「山頭火」の立場で言うと、契約書を結ばなかったことが決定的な打撃になりました。

 

一方、本家が圧倒的に有利だった点は、しっかり、「山頭火」を商標登録していたことですね。

 

 

 

※商標登録について疑問や不安のある方は、下記のお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
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2016/01/24

自分の商標が「ありきたり」「特徴が無い」かなあ? と思ったら

こんにちは、東京都杉並区で商標登録専門の弁理士をしています、井上です。

 

 

ありきたりな商標は商標登録にならないが・・・

 

商標登録のルールでは、ありきたりな商標は商標登録になりません。しかし、その「ありきたり」かどうかの判断って、本当に難しいです。「言葉上のロジック」と、「市場における実情」の両方を見なければなりません。

 

なので、正直なところ、「ありきたりかな?」と思ったとしても、とりあえず出願してみるというのは、非常に大事なことです。登録になったら儲け物で、登録にならなかったとしても、その商標が使えなくなるわけではありません。

 

また、とりあえず出願するだけならば、印紙代は1万2千円しかかからないというのも、意外なポイントです。

 

逆に、「ありきたり」だから商標登録する必要がないと思っていたら他の人が商標登録してしまった、というのが、最悪の事態ですよね。

 

 

 

案外ありきたりと言われないもの

 

僕自身のクライアントのものなので、はっきりは書けませんが、美容◯◯、◯◯コーディネーターなどは、サービス内容が想像できるものでも、今までにないものであれば、案外、ありきたりと言われないことがあります。

 

 

 

こんな商標もありきたりと言われました

 

裁判所では、「湯ーとぴあ」という入浴施設のの名前が「ありきたり」だという見解を示しています。完全な造語なのですが、実情として、たくさんの人が使っているからですね。

 

 

 

 

※商標登録について疑問や不安のある方は、下記のお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
質問事項を記載するのが難しい方は、「商標登録の事で相談したい」という程度の簡単な書き方でも結構です。こちらから、ご連絡を差し上げます。

 
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2016/01/23

新商品の商品名を商標登録するタイミング

こんにちは、東京都杉並区で商標登録専門の弁理士をしています、井上です。

 

例えば、新商品を来年の1月から販売する場合、どのタイミングで商標登録するのが良いでしょうか。

 

 

 

商標登録には、6ヶ月くらいかかる

 

これは、初めての方は知らないことが多いのですが、商標登録には結構時間がかかります。特に問題が無くても、手続開始から6ヶ月くらい時間がかかります。

 

とすると、発売前6ヶ月前には商標登録手続をするのがベストということになりそうですが、実は、「発売前に商標登録完了」というのは、必須事項ではありません。

 

 

 

商品名を確定する前に弁理士に調査をしてもらう

 

最も重要なのは、商品名を確定する前に、弁理士に調査をしてもらい、申請手続まですませることです。ここでいう「調査」とは、「商標登録になりそうかどうか」の調査です。

 

そうすると、パッケージを作り始めたり、広告を出し始めたりする前に、商標登録できそうかどうかの見込は立つことになります。

 

なお、弁理士が調査して商標登録手続をした場合、90%くらいの確率で商標登録になります。

 

 

商標登録について疑問や不安のある方は、下記のお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

質問事項を記載するのが難しい方は、「商標登録の事で相談したい」という程度の簡単な書き方でも結構です。こちらから、ご連絡を差し上げます。
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