こんにちは、東京都杉並区で商標登録専門の弁理士をしています、井上です。
塾、スクール等の商標登録は、非常に重要な分野です。ここでは、その理由を解説します。
(1)競合の大きさ
教育分野の業界は、個人事業から超大手企業まで、様々な規模の事業者が入り交じっています。ですから、自分が小規模事業者だからといって商標登録をおこたっていると、大手企業から警告文が送られてくるケースがままあります。
(2)競合の多さ
また、教育分野で商標登録するとき、第41類「知識の教授」という区分で商標登録するのですが、この第41類という区分は、ものすごく人気の高い区分です。
塾や学校など、教育業界ど真ん中の事業者だけでなく、コンサルタント、カウンセラー、コーチング、占い師、士業など、多くの事業者がにこの区分で権利を取得します。さらに、最近は協会ビジネスがブームですので、整体、エステなどで、自分の技術を広めること(弟子の育成)に力を入れている方々も、この区分で権利を取得します。
ですので、いまや、第41類「知識の教授」は、最も競合の多い区分と言えます。今現在誰も使用していなくても、将来的に誰が商標登録するか分かりません。商標登録をせずに使用していると、いつどこから警告書が送られてくるか分からないといえます。
(3)名前が変わるとお客様が困る
最後に、視点を変えて、「お客様が困る」という話があります。お客様にとって、「どこでその知識を学んだのか?」というのは非常に大きな関心点です。ですから、自分が学んでいる塾やスクールの名前が途中で変わるということがもしあれば、お客様は悲しみますし、お客様からの信用を大きく失うことになります。
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