こんにちは、東京都杉並区で商標登録専門の弁理士をしています、井上です。
過去3回にわたって、商標の「普通名称化」の話を書いてきました。
<1. 有名商標の普通名称化>
<2. 有名でない商標の普通名称化>
<3. 普通名称化防止の方法>
今回は、最後に、インターネット社会独特の「リスティング広告による普通名称化」についてご説明します。
他社の登録商標でリスティング広告を入札すると・・・
Webプロモーションの業界では、他社の登録商標をキーワード入札してリスティング広告を表示させるフリーライド行為が普通に行われています。
この行為は、相手方の会社に色々な損害を与えるのですが、その一つが、「ブランド力の希釈化」です。「希釈化」英語で、ダイリューションといいます。つまり、「この商品名を見たら、あの会社の商品だと分かる」という機能が、薄まるということです。
この「希釈化」が極端に進むと、「普通名称化」につながります。
リスティング広告による普通名称化の防止方法
少し詳しい方ですと、こういった、他社のリスティング広告でのフリーライド行為を止める方法はないものとあきらめているかもしれません。
しかし、実際は、方法は存在します。確実な方法ではなく、全てを消せるわけではありませんが、被害をかなり押さえることはできます。商標権侵害でなくとも、交渉材料は色々あるものです。
私は、この「リスティング商標管理サービス」を外注でやっている日本でおそらく唯一の弁理士だと思います。
※ リスティング商標管理サービスにご関心のある方は、下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。
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