インターネット検索で、自分が使っている商品名、ブランド名、店名などと同じ名前がたくさんヒットするというご相談をいただくことが結構あります。
まず、商標登録のシステムとして、その「商標（名前やマーク）」を何の「業種（商品やサービス）」に使用するのかを登録します。
したがって、Aという名前を商標登録していたとしても、そのとき指定していない業種には、商標権は及びません。したがって、同じ名前を使っている人がたくさんいるという場合、業種が同じかどうかをまず確認しましょう。
しかし、もし業種が違っていたとしても、安心はできません。
例えば、「現在はAという名前で美容院をやっているけれど、将来的に健康食品も取り扱いたい」という方は、今の内からAという商標を「健康食品」について商標登録している可能性があります。
このように、その商標がどの業種について商標登録されているのかは、Googleの検索では調べることができません。「J-PlatPat」という特許庁の無料データベースで誰でも調べることができますので、利用してみてください。
このような調査は、弁理士に依頼することができます。当方では、単に「Aという商標が他人に商標登録されていないかどうかを調査して欲しい」という場合の調査は有料となりますが、「Aという商標を自分が商標登録したいので、商標登録できるかどうか調べて欲しい」という調査は無料で承っております。下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。
＜お問い合わせ文の例＞
「アイウエオ」という名前の「化粧品」を販売しています。
「アイウエオ」という名前は商標登録できるかどうか、調査を願いできないでしょうか？
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