起業したばかりのころはお金がないので、商標登録に関心があってもなかなか商標登録できない方もいらっしゃいます。「早い者勝ち」だとは分かっていても、なかなか予算が組めないということもあります。
こんにちは、東京都杉並区で商標登録専門の弁理士をしています、井上です。
ここでは、起業したのち、商標登録するタイミングをいくつかご紹介します。
(1)商品を売るとき
商品を売るときは、その商品名の商標登録は、ほとんど必須といえます。
(2)ネット上での集客を始めるとき
ネット上で大々的に集客を始めると、現在使っているブランド名等を変えることが難しくなります。
(3)2店舗目を出すとき
2店舗目は、1店舗目のブランド力を引き継いでいるからこそ、うまく行くものです。途中で名前が変わってしまったら、そのブランド力もリセットされてしまいます。
(4)人に教えるとき
教わる側としては、「どこで教わったか」というのが非常に重要です。自分が教わったスクール等の名前が変わってしまうと、がっかりしますよね。
(5)協会を作るとき
協会名は、商標登録が必須です。
(6)名前に愛着がわいたとき
肩書きやブランド名など、初めは適当に決めたかもしれません。しかし、しばらくすると、その名前にも愛着がわいてきて、この名前を変えることはできない状態になります。また、愛着がわくのは、自分だけでなくて、お客さんも同じです。
そのようになったら、もはや、お金をかけても商標登録する時期だと考えましょう。
(7)真似をする人が出てきたとき
同業者が、同じような名前を使うようになったら急いで商標登録することをお薦めします。
特に、人体の健康に関する職業は、良いものはあっという間に広まり、かつ、質の悪いまがい物が出る傾向にありますので、注意が必要です。
(8)大手が取引先になったとき
大手が取引先になった場合、権利関係をきちんとケアしていることが、その商品、サービスの品質保証となります。
商標登録に関する疑問や不安は、お気軽に下記のお問い合わせフォームからご相談ください。
質問を書くのが難しいときは、「商標登録について相談したい」という程度の記載でも結構です。こちらから、ご連絡差し上げます。
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