2013/01/28

商標の種類と守るべき優先順位

前回は、商標とは、お客さんがあなたのお店や商品に出会うための「目印」であるとお話ししました。
「目印」となる商標とは、大きく3種類あります。

 

(1)文字(名前)
(2)図形(絵など)
(3)図形+文字

 

(1)〜(3)のいずれもが、商標登録の対象となります。
例えば、スターバックスコーポレーションという会社の登録商標を、いくつか下記リンクに載せました。
http://www.aisint.jp/ex/
(1)〜(3)に分類されるのが分かるでしょうか?

さて、なんとなく、商標登録の対象となる「商標」にはどんなものがあるかが分かったところで、ここでもう一つお伝えしたいのは、「商標登録すべき優先順位」です。

 

つまり、もしあなたの会社が(1)〜(3)のいずれの商標も持っている場合、どれを真っ先に商標登録すべきか、という話です。

 

多くの場合、答えは、(1)となります。
一般的に、文字は、「目印」としての力が非常に強いためです。
さすが、人類最大の発明といわれるだけのことはあります。

 

そうすると、次に優先するのは、文字+図形の(3)ですね。
最後が、図形のみの(2)となります。
(あくまで「多くの場合」です。予算や業界によって変わる場合もあるのでご注意ください)
実際、スターバックスの例を見ても、登録された順を調べたところ、(1)(3)(2)の順になっていました。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。
弁理士の井上でした。

2013/01/26

商標とは目印のこと

前回までは、商標登録をするメリットと、それにかかる費用についてお話ししました。
(バックナンバーがみられるよう現在準備しておりますので、どうぞお待ちください。)

 

今回は、「そもそも商標って何?」というお話をします。
結論から言いますが、商標とは、「目印」だと覚えてください。
商標とは、お客さんが、あなたのお店や商品などを見つけるための「目印」です。

 

マーケティングの基本は、「あなたの商品を買ってくれるお客さんと出会うこと」ですよね。
商標は、あなたとお客さんとが出会うための「目印」となります。
また、あなたの商品を気に入ったお客さんが、リピーターとしてあなたの商品を再度購入する際の「目印」になったり、
「あの商品良かったよ!」とお友達に勧めるときの「目印」となったりします。
次第にこの「目印」は、「ブランド」と呼ばれるようになり、「あのブランドなら品質は安心だ」という信頼が蓄積されます。

 

話がそれましたが、商標とは何かというと、「目印」となればなんでも良いんです。
これらを大別すると、おおむね以下のようになります。
(1)文字(名前)
(2)図形(絵など)
(3)図形+文字
商標登録されている商標も、ほとんど、このうちのどれかです。
あなたの商標は、どれに該当するでしょうか?

 

それでは、今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
弁理士の井上でした。

2013/01/24

弁理士費用について

リスク管理のための商標登録は、「保険」に似ているというお話をしました。
では、その保険料(商標登録にかかるお金)は、どのくらいでしょうか?

 

商標登録にかかるお金は、大きく2種類あります。
(1)特許庁へ納めるお金(印紙代)
(2)弁理士費用

 

今回は、(2)弁理士費用についてご説明します。
これは、弁理士に出願依頼する場合のみ必要となる費用です。

 

さて、とりあえず、また、私の事務所の料金表を示します。http://www.aisint.jp/%E5%95%86%E6%A8%99%E6%96%99%E9%87%91%E8%A1%A8/

 

この料金表にあるとおり、弁理士の費用は、大きく3つに分かれます。
(1)出願時の費用
(2)中間処理の費用
(3)登録時の費用

 

一見複雑に見えるかもしれませんが、覚えておくべき基本は一つだけですので、ご安心ください。

 

「弁理士費用は、(1)+(3)で判断するのが基本」

 

ということです。
(2)は、かからないことも多い費用なので、通常は、そんなに気にする必要はありません。
(1)と(3)をどのように分配するかは、事務所によって様々です。
最近は、(1)を無料にして、(3)を高くするという極端な事務所もあるようですね。
初期費用を無料にすることで、お客さんのリスクを減らしているわけです。

 

ただ、あくまで、基本は(1)+(3)で考えればOKです。
Googleの広告などを見ると、(1)の費用のみを記載しているものも多いですので、その点はご注意ください。

 

それでは、今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
弁理士の井上でした。

2013/01/22

特許庁へ納める費用

リスク管理のための商標登録が、「保険」に似ていると説明しましたが、
その保険料(商標登録にかかるお金)は、どのくらいでしょうか?
前回は、とりあえず、私の事務所の料金表を示しました。http://www.aisint.jp/%E5%95%86%E6%A8%99%E6%96%99%E9%87%91%E8%A1%A8/
しかし、これを見ても意味が分からない人が多いと思いますので、解説をします。

 

まず、商標登録にかかるお金は、大きく2種類あることを覚えておいてください。
(1)特許庁へ納めるお金(印紙代)
(2)弁理士費用

 

(1)は、自分で手続きしても、弁理士に依頼しても、同じだけかかります。
(2)は、弁理士に依頼した場合にだけかかります。

 

まずは、(1)について説明しましょう。
商標登録というのは、いわば、お金を出してその商標の独占する制度です。
したがって、特許庁へ納めるお金は、その商標をいくつの業種において独占したいかによって変わってきます。
例えば、シャ◯ルという商標を、「衣類」だけに使用するならば、1業種です。これを、1区分といいます。
もし、シャ◯ルという商標を、「衣類」「化粧品」「宝石」に使いたいならば、3区分となります。

 

区分数が増えるほど、特許庁に納めるお金は増えます。
1区分だと出願から登録まで合計約5万円(49600円)かかりますが、
2区分だと5万×2で約10万円
3区分だと5万×3で約15万円かかります。

 

皆さんこの数字、どう思われますか?高いと感じるでしょうか?

 

実は、先ほど、「特許庁へ納めるお金は自分でやっても弁理士を使っても変わりません」
と書きましたが、これは、ある意味たてまえです。
なぜならば、自分で手続きをする場合、多くの方が、最適でない「区分」の記載をするためです。
経験上、一番多いのは、必要の無い区分まで含めてしまって値段が高くなるケース。
また、間違った区分を書いたために、お金だけ払って、意味の無い権利になるケースも多いようです。

 

次回は、(2)の、弁理士費用についてお話します。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。
弁理士の井上でした。

2013/01/21

商標登録は保険に似ている

前回は、商標登録によるリスク管理は、”保険”に似ているとお話ししました。
将来起こりうる事故に備えるため、お金を払い、商標登録をするということです。
ここでいう「事故」とは、3段階あります。
(1)他人が似たような商品名等を使用するようになる。これにより、自分の商品名等が目立たなくり、お客さんが減る(ダイリューション)。
(2)他人が似たような名前で粗悪なサービスを提供し始める。これにより、自分は信用を失う(ポリューション)。
(3)他人が似たような名前を先に商標登録してしまう。これにより、自分は今後一切同じ名前を使えなくなる。

 

(1)〜(3)の順に、大事故となりますが、
(2)も深刻な問題です。特に、信用が命のNPO法人にとって、致命傷となる可能性があります。

 

さて、この事故に備えるための保険料(商標登録にかかるお金)は、どのくらいでしょうか?
とりあえず、今回は、私の事務所を使って商標登録する場合の料金表を下記に示しました。http://www.aisint.jp/%E5%95%86%E6%A8%99%E6%96%99%E9%87%91%E8%A1%A8/
でも、これだけ見てもよくわからないですよね。
次回は、商標登録にかかるお金について説明します。

 

ご購読ありがとうございます。
弁理士の井上でした。

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